坐骨神経痛になったときの対処法!
座骨神経痛
これから寒くってくると、ぎっくり腰から坐骨神経痛を発症される患者さんが増えてきます。
前回までのみくにブログではぎっくり腰の対処法をみてきましたので、今回はぎっくり腰のことは説明しませんが、
もしまだの場合は、先にぎっくり腰の対処法をお読みになって いただければと思います。
坐骨神経痛はヘルニアや筋肉の強張りなどが原因で坐骨神経が圧迫されることによって起こります。
座っているときが痛くて辛いという方と歩くのが痛くて辛いという方、朝起きた時が痛くて辛いという方といろいろですが、
セルフケアではこの坐骨神経の圧迫を軽減することが大事になってきます。
では、どうすれば坐骨神経の圧迫を軽減することができるのでしょうか?
①坐骨神経の痛みがでる姿勢や態勢をなるべく控える
どうしてかといいますと、痛い姿勢や動作をすると交感神経が興奮して過敏になり、余計に痛みに敏感になってしまい交感神経が興奮して負の連鎖を招きます。なので出来るだけ痛みのでる動作はしないように心がけてください。
②特に痛みが出ているところを使い捨てカイロなどで温める
血液循環が悪くなって筋肉が強張っていて坐骨神経を圧迫して痛みが出ていますので、温めることにより血液循環が良くなり筋肉の強張りが緩和して痛みが和らいできます。ですので入浴も大変効果的です。
③全身の関節や筋肉の柔軟性を高める
人の身体は1枚の筋膜で繋がっています。だからどこかが硬くなると他にも影響がでてしまうのです。
だから痛んでいる箇所を頑張ってストレッチしなくても、全然関係ないような肩周りなどをストレッチして柔軟性をつけてあげることで坐骨神経痛で痛んでいる箇所にもいい影響があります。
できれば全身のストレッチをしたほうがより効果的です。そしてストレッチのいいところは筋肉や関節がほぐれていくと副交感神経が優位になり、痛み物質が減っていくことによって痛みの緩和の効果も期待できることです。
坐骨神経痛を発症したとしても軽度であれば、上記の3つのことをしていただくだけで症状が緩和して医療機関に行く必要もない場合もあります。
上記の3つをされても痛みが和らいでいかないときは、当院に相談いただいたり信頼できる医療機関を受診されたほうがいいと思います。
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