③腰痛の原因はお1人お1人でまったく違うということ、ご存知でしょうか? part3
ぎっくり腰
あなたは、腰が痛くなったら腰のまわりの筋肉の強張りや凝りを電気やッサージでほぐせば良くなると考えておられるでしょうか?
答えは、「はい」と言いたいところですが、腰のまわりの筋肉の強張りや凝りを電気やマッサージでほぐせば良くなる場合もありますが、それだけでは、いくら経っても良くならない場合が結構多いのです。
ですので、いくら整骨院や整形外科で電気を当てたり腰のマッサージしてもらっても腰痛が良くならないということが起こるのです。
では、腰の痛みが腰のまわりの筋肉の強張りや凝りを電気やマッサージをしてほぐしただけでは良くならないのはなぜでしょうか?
それは腰痛になるにはいろいろな原因があるからなのです。
「腰痛の原因は一人一人全く違います。」
最近、腰痛やぎっくり腰で来院されました4人の方を例に、前回から4回に分けてご紹介しています。
今回はエピソードの3つ目、エピソード3をご紹介していきます。
エピソード3:
ぎっくり腰になりそうな状態が続いてなかなか良くならず来院されたCさん
仕事で一日中立ちっぱなしで中腰で重い物を持ったりとかなり腰に負担のかかる毎日を送っておられるCさんですが、ぎっくり腰になっていないのですが、ちょっとしたことでぎっくり腰になりそうな感じが続いていて、そこから抜け出せないと訴えて来院されました。
よく調べてみると、腰回りの筋肉が強張っているのはもちろんですが、それよりもふくらはぎや太ももなどの下半身の筋肉が以上に強張っていて股関節も硬くなっていることが判明して、腰回りだけではなく下半身の筋肉を丁寧にほぐしていき硬くなっている股関節の動きも矯正して良くすることによって、無事にぎっくり腰になりそうで不安という状態から解放されました。